Android基本 ~通信業界と新プラン編~
Watanabeです。
昨今、通信業界の各社、新プランの発表が続き大きな話題を集めています。
新プランを実現するためには何らかのサービスの変更があるという事は想像できます。
ではどのような事が今までと変わってくるでしょうか。
一つ目として、クラウド型のサービスの使用が制限されることがあります。
具体的には電話帳や写真やメールサービスとなります。
ただし、メールについてはスイッチング円滑化タスクフォース会合の中で新料金プランやブランドへの乗り換え後も、キャリアメールを利用可能とすべきという指針が出ておりますので今後制限が緩和される可能性はあります。
我々自身で代替となるアプリに移行する必要が出てきます。
二つ目として、eSIMの普及促進があります。
eSIM対応のAndroid端末、iPhone端末が出てきておりますのでそれらを選択する事で物理的にSIMカードが不要となる仕組みです。
eSIMによりSIMカードの発行や管理コストが抑えられますので通信会社によってはeSIMを選択する事で月額費が割引になるところもあります。
三つ目として、SIMロック解除の推進があります。
今使っている端末がSIMフリーでは無い場合、SIMロックをオンラインで手続きして解除する事で対応するBANDであればそれぞれの通信会社での通信ができる準備が整ってきます。
四つ目として、4Gネットワークの使用があります。
3Gネットワークについては皆さんほとんど意識する事はない事でしょう。
しかし、海上エリアや山間部では使われている所もあり、4Gが混雑していたり届きにくい地域では3Gネットワークが使われる事があります。
また、使用する端末によっては通話にVoLTEを使わず3Gでの通話を使う端末が多く存在します。
(細かくいうとVoLTEには対応しているが一度3Gを経由して使う等の3Gが必要な端末もあります。)
3Gの設備を使用するという事はそれだけ運用コストがかかる事から、4G専用にする事でコストが抑えられる事が考えられます。
我々には選択する通信会社のBANDと自分がよく使用する地域の電波(BAND)が使用する端末に対応しているか(電波が遠くまで届きやすいBAND(プラチナバンド))、そして端末が4G専用の設定で動作するか、これらが関係してきます。
基本的には各通信会社が保証しない端末の使用は自己責任となります。
五つ目として、通話やパケット上限制限の緩和があります。
今までは容量を意識してアプリやインターネットの使用を自分の中で抑えていた事もあった事でしょう。
新プランの真の狙いは、皆さんにもっとネットワークを使ってもらい、それぞれのプライベートであり仕事に
活かしてもらう事での生活の質の向上にあると私は考えております。
それによってその人がサービスを無制限に使いたいとなればその通信会社のフルサービスのプランを選んでくれる事でしょう。
最後に、通信会社の特徴について調査から選択、そして申し込み手続きや本人確認書類の提出から始まり
開通作業、動作確認に関して、自分で行い、オンラインで行うという事が必要になってきます。
何かしらのトラブルが発生した場合にはオンラインでのチャット問い合わせが必要になります。
いかがでしょうか。
基本的には自分自身で調査して事象を解決する事が必要になってきますが、どの端末とどの通信プランとをどのように使うか、皆さん自身が選択できる時代になってきていますので活用してみてはいかがでしょうか。
今回のコラムは以上です。